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OPAT6が
なぜ作られたか

OTの可能性が活かせていない?

臨床現場における作業療法は専門性を発揮できているのだろうか。

1.多くのOTが勤める回復期の作業療法として行われているプログラムが機能訓練に偏り、対象者の

  生活再編に資する作業へのアプローチが乏しい

2.新人や若手スタッフに作業療法としての仕事の仕方を十分に指導できていない

3.OTが対象者や家族から聞き取った生活歴や個人史に関する情報がチーム医療の中で活用できて

  いない

そんな声をよく耳にします​。

作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。

と日本作業療法士協会にて定義されています。

いかに“対象者の個人因子を把握”し、“対象者が主体的に取り組める作業に対する支援”できるかが

​作業療法士の可能性を拡げるポイントではないのでしょうか。

OPAT6の特徴

1.対象者の生活・人生の課題に関わる作業の実行状況を検討

2.対象者の「主体的な作業の実行状況」に焦点

3.対象者の作業の実行状況を6つの因子とその関連を矢印を用いて可視化

​4.「主体的な作業の実行状況」を軸にkeyfactorを推定することでOT計画を立案しやすい

​5.対象者の変化やOT支援の効果を視覚的に比較検討できる

OPAT.png

OPAT6を使用する際の流れ

01

対象者が送ってきた

​生活・人生の在りよう

02

チーム医療での

リハビリテーションゴール

03

対象者が変化を望んでいる生活・人生課題

04

対象者のテーマとなる

​作業の実行状況の設定

05

​セラピー仮説と優先する

アプローチの検討

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