top of page

OPAT6の特徴

OPAT6のプロセスは大きく分類すると対象者の課題抽出・設定にあたる主体的作業の実行状況の設定と、作業療法の計画・実施・修正にあたる状況図による分析により構成されます。

 

前半部分における主体的な作業の実行状況の分析のプロセスにおいては情報収集や対象者が主体的に取り組むためのポイントを設定しています。これは様々な標準化された評価ツールも併用して導きだすことが出来ます。

 

後半部分の状況図の分析では、主体的な作業の実行状況からトップダウンで考える方法を軸とし、検討をしていきます。

対象者の障害を持ってからの時期や状況によって、主体的な作業の実行状況を設定することが難しい場合は別法として、ボトムアップで考える方法でも活用できます。

 

OPAT6の大きな特徴としては、全体像を主体的な作業の実行状況と6つの因子に分類し簡易的に整理でき、可視化できることです。また、分析方法だけでなく、対象者の刻々と変化する状況に合わせて、実践的、かつ臨床的な分析が行えるツールになっていることです。

bottom of page